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きゅうがめら‼︎ぺいです‼︎
今回は、水野学さんの名著『センスは知識から始まる』を読んで、「センス」ってそもそも何なのか? どうやって磨かれるのか? を自分なりに要約してみました。結論から言うと、「センスは才能じゃなく、知識の集積から生まれるもの」というのが水野さんの主張です。つまり、誰でもセンスを磨けるってことです‼︎

自分にはセンスがない。センスがないからできない。なんてのは妄想。あなたにも必ずセンスがある‼︎
「センス」とは何か?
水野さんは「センス」を「最適なものを選ぶ力」と定義しています。
ファッションセンス、デザインセンス、企画センス……。これらはすべて、「無限にある選択肢の中から最適なものを選べるかどうか」にかかっているんです。
ここで重要なのは、「最適」という言葉。つまり、センスがいいかどうかは、TPO(Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場面)の頭文字を組み合わせた言葉で、「時と場所、場合に応じて適切な服装や言動を選ぶこと」)や目的、文脈に応じて変わるということ。ただカッコいいとか、オシャレというだけでは足りないということです。
「センスとは、ある目的に対して、最もふさわしいもの=最適を選ぶ力」である。
センスは知識の積み重ね
センスというと、直感的にパッと決めてるように見えるかもしれません。でも実際は、膨大な知識の積み重ねがあってこその“即決”なんです。
例えば、有名なデザイナーが何も迷わず配色を決めたとしましょう。それは、過去に見てきた無数の色彩やトレンド、事例をインプットしてきたからこそ、「この場面ではこれがベスト」と瞬時に判断できているだけ。
要するに、「知識を溜めこむ → 比較する → 最適を選ぶ」このプロセスが、センスを育てるんです。
センスは、知識の蓄積と比較・選択の繰り返しによって育まれる。
「センスがいい人」がしていること
では、センスがいい人って、普段どんなことをしているのでしょうか?
- 常に情報を集めている(流行・歴史・事例など)
- 観察眼が鋭い(なぜそれが選ばれているのかを考える)
- 比較検討を怠らない(他の選択肢と並べて見比べる)
- 自分の「引き出し」を増やし続けている
つまり、地味だけど「努力してる」んです。センスの良さって、見えない努力の成果なんですよね。
センスを磨くにはどうしたらいい?
水野さんは、誰でもセンスを磨く方法として次のようなことを挙げています。
- とにかく多くのものを見て、知識としてストックする
- 良いと思ったものを言語化して説明する習慣をつける
- 「なぜそれが最適か」を自分なりに分析する
要するに、インプット(知識)とアウトプット(選択と説明)を繰り返すことが大事だということですね。
まとめ|センスは誰でも育てられる
『センスは知識から始まる』を読んでわかったのは、「センスの良さ=生まれ持った才能」ではない、ということ。
むしろ、日々の積み重ねがセンスをつくる。つまり、知識を集め、観察し、考え抜いた先に「最適な選択」ができるようになる。だから、今センスに自信がない人も、焦る必要はありません。
コツコツ知識をためていけば、必ずあなたのセンスは磨かれていきますよ!
📚 読後のワタシからのひとこと
「センスがいいね」と言われる人になりたいなら、まずは“知識のストック”から始めてみよう!
✅ 本書のポイントまとめ
- センスとは「最適を選ぶ力」であり、論理的な判断力である
- センスは知識と経験の積み重ねから生まれる
- 観察・比較・分析・記録がセンスを育てる基本行動
- センスは目的や状況に応じた「戦略的選択」である
- 才能ではなく「学ぶ姿勢」と「継続」がセンスのカギ
最後に
「センスを磨きたい」と思った瞬間から、もうあなたの中では変化が始まっています。
大切なのは、「感覚的にすごい」と思う人たちの“見えない努力”を知ること、そして今日から少しずつでも真似してみること。
明日から、身の回りの「選ばれたもの」をちょっと立ち止まって観察してみてください。きっと、センスの種が見えてくるはずです。
ここまで
読んでくれて
おぼらだれん٩( ‘ω’ )و
心ソング♪
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